イベントの天候によるインカムの選び方

野外イベントでのもしものことを想定したインカムの選び方

野外イベントでは広範囲にスタッフが散らばっていくことになります。
わかりやすい例で言うとマラソン大会ではスタッフ同士の距離が数10km以上離れてしまうことも珍しくはありません。
そんな状態の中で連絡を取る効率のよい手段としてインカムが挙げられます。
携帯電話、スマートフォンでのやり取りはほぼ不可能で主な理由としては多人数での通話ができないことや即座にイベントの状況をキャッチできないことなど円滑にコミュニケーションを取るのは難しいです。
さらに携帯電話でいうと防塵防水機能が備わっていない機種もあり、頼りがいがないものが多いです。
そこでイベントなどでの連絡を取り合う手段としてインカムが人気になっています。
では、イベント時にはどういったハプニングがありもしものことがあっても問題が起こらないよう最適な選択をするべきなのですが、どういった機種を選ぶのが最適なのでしょうか。
ここでは想定されるハプニングとそれに対応したインカムをご紹介させていただきます。

急な悪天候でも問題なく作動するインカム

インカムの選び方なのですが重要なポイントがいくつかあります。無線機での通信で気を付けたいのは傍受されないことです。なかでもIPは比較的秘匿性が高い部類にあたりますが、グループ設定を誤ると電波が届く日本中に会話が漏れてしまうことも考えられます。
多くの人が集まるイベントでは悪意ある傍受によって自己を招きかねないので注意が必要です。
そして防水性が高いことも、野外イベントでは重視されます。
天候が悪化してしまい突然の雨に見舞われることが珍しくないので、濡れることで機種が壊れてしまってはイベントの進行の妨げになるでしょう。
防水機能があるものを選ぶのは必須のレベルで重要です。
しかし例え防水機能があるものでも完全に水をシャットアウトすることは不可能です。
この点にも注意しましょう。
また、風が強い日のインカムの利用では、防塵性も重視されます。
インカムの中に固形物が入ることでインカムが使えなくなってしまうことがあるので、風が強い場面での利用がある際は防塵性にも気を使いましょう。
上記のことに気をつけて、天気によってインカムを使い分けましょう。